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水産業・福祉のこと

マッチングが成立しました⑤

貝登志⑧ (中)

令和6年5月 「(株)貝登志」「社会福祉法人 小田原支援センター第2小田原アシスト」とのマッチングが成立しました。

 

今年2月、「水福連携」についてはよく知らないが、人手が足りない作業について福祉と連携できるとありがたいと

(株)貝登志さんから小田原市水産海浜課に相談があり、事業の説明と加工場の現地視察を行いました。後日、福祉事業所内での作業をお願いしたいと連携の申し出があり、担当部長さんから連携先として、「小田原支援センター」はどうかと具体的に提案をいただきました。そこで双方をマッチングし、結果「小田原支援センター第2小田原アシスト」につなぐことができました。

 

【マッチングの内容】

作業形態は施設内就労  *施設内就労とは福祉事業所の施設内で作業を行うこと

作業内容はドリップ吸収シートのカットと袋入れ

 

【小田原支援センター第2小田原アシストの所長さんの声】

ご指名いただいての依頼はありがたい。納期に余裕があること、搬入・搬出をしていただけること、はとても助かります。

 

【(株)貝登志の担当部長さんの声】

作業を拝見し、想像以上に丁寧で綺麗な仕上がり。事業所の環境も問題なく安心してお願いできます。

繁忙期には袋のセットをしながらの作業で雑になったりすることがありましたが、お願いしてからはストックができたので、作業が捗りとても助かっています。

 

【利用者さんの声】

新しい仕事をするのは嬉しいです。難しくはないので、楽しんで作業が行えます。

 

今回は、(株)貝登志の担当者さんと小田原支援センターさんとの距離が近いため、連携しやすいといった点に注目しています。よく課題となる資材の搬入・搬出についても、通勤時の「ついでに」が解決策になっています。

委託の作業については常時ではなく、ストックが少なくなったタイミングでまた依頼するといった、やや不定期ではありますが、福祉事業所としては、納期に余裕があり他の作業とのバランスが取りやすく受けやすいとのことです。

お互いのタイミングで無理なく連携できる関係づくりは、今後の水福連携の推進に向けて大切なポイントではないかと思います。

2024.08.10 記